イケメンクラスメイトの推し愛が重い



うざいところもあるけれど。


茉美がいなかったから、Mi☆Miはできなかった。




「……そーいうのはさー!
終わってからにしよ?
志歩が色々未練残したままで、その言葉は受け取れないから」


「茉美のくせに真面目」


「あたしはいつも真面目ですけどー!?」




ビジネスパートナーのままだったら


きっとこんなやり取りできなかった。



今こんな話ができるのは


『友達』だからだね。




「茉美」


「ん?」


「今日は全力で楽しもうね」


「おーよ!」




今日は数字なんて関係ない。


楽しんだもの勝ち、だよね。




< 218 / 257 >

この作品をシェア

pagetop