イケメンクラスメイトの推し愛が重い
うざいところもあるけれど。
茉美がいなかったから、Mi☆Miはできなかった。
「……そーいうのはさー!
終わってからにしよ?
志歩が色々未練残したままで、その言葉は受け取れないから」
「茉美のくせに真面目」
「あたしはいつも真面目ですけどー!?」
ビジネスパートナーのままだったら
きっとこんなやり取りできなかった。
今こんな話ができるのは
『友達』だからだね。
「茉美」
「ん?」
「今日は全力で楽しもうね」
「おーよ!」
今日は数字なんて関係ない。
楽しんだもの勝ち、だよね。