イケメンクラスメイトの推し愛が重い
今も
目の前にいることが、とても安心する。
「……さっき、
茉美さんと、なんの話してた?」
「え…」
なんの話って…
茉美の夢のこととか…?
それは梅森くんに話すようなことじゃない。
「梅森くんが気になるようなことは何も…」
「今後のMi☆Miの話とか…そういうのもしなかった?」
「あー……それは、前にもう話したよ」
そうだ、それについては
ずっと応援してくれてた梅森くんにも、伝えておかなくちゃいけない。
「あのね、梅森くん」
「……うん」
「今日ステージに立てたのは、梅森くんのおかげで、
Mi☆Miとしてもう一度やろうと思えたのは、梅森くんが応援してくれてるって思ったから…。
……だから、梅森くんには言わなきゃって思ってた」
「うん」
「どんな道を選んでも、応援するって言ってくれたよね…」
「うん」
「今度こそ本当にMi☆Miをやめるって言っても…?」