イケメンクラスメイトの推し愛が重い



先日、羽田さんがボールペンを忘れて私のを貸してたんだけど、


そのボールペンは昔、Mi☆Miのグッズとして出したもので…。



もちろん売り捌けず、在庫は全て私と茉美が買い取り…


死ぬほど余っているので、失くしたとて痛くも痒くもないのだ。




「ごめんね…!
見つけたら絶対返すから!」


「あ、べつに返してくれなくても全然…」


「そういうわけには…!!」




羽田さん…



本当にそこまでのものではないからいいんだけど。




「見つからなかったらその分のお金は払う…!」


「あれ貰い物なので、大丈夫ですよ」




それに、無駄に値段は高かったし。


お金を貰うのは申し訳ない。




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