俺様御曹司はドン底OLを娶り愛でる~契約結婚だと思っていたのは私だけですか?~
「そんなに病人扱いすんなら今日は夏香が上に乗ってくれよ」

「え?」

急にお姫様抱っこされ、旭さんの寝室に連れて行かれた。

綺麗にメーキングされたベッドの上に優しく下されると、いつの間にか服を脱がされ、再び激しい愛撫が繰り返された。部屋には私の喘ぎ声とクチュリといういやらしい音が響き渡る。

「俺、もう限界」

グッと身体を持ち上げられた。

さっきの言葉どおり騎乗位の形で挿入され、緩やかに腰を動かされれば、自然と甘い吐息が漏れた。

「夏香、動いて」

旭さんの声が届き、求められるがままに腰を動かす。うまく動くことができなくてもどかしい。顔を下から見上げられ、急に恥ずかしくなって頬が熱くなっていく。

「ここ固くなってるな」

「……い、言わないで」

旭さんが満足げに笑い、私の胸の膨らみを指で転がす。そのとたん大きな快楽に包まれて、思わず腰をくねらせた。
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