俺様御曹司はドン底OLを娶り愛でる~契約結婚だと思っていたのは私だけですか?~
***
「夏香先輩、大丈夫ですか?」
「……うん。あと少しで備品の整理も終わるし大丈夫だよ」
そう砂羽ちゃんに言ったものの、正直かなり身体がきつい。
身体の節々が痛いし寒気がする。
それでも、任された仕事がある以上、すべて終わらせてから帰宅したいところだ。
「先輩、熱があるんじゃないですか? 顔が真っ赤ですけど」
私の顔を覗き込んだ砂羽ちゃんの手がおでこに伸びた。
「おでこ熱いです! 絶対熱がありますって。ここはあと私がやっておきますから、先輩は家に帰って休んでください」
砂羽ちゃんが私の手を引いて、更衣室へと連れて行ってくれた。
仕事を中途半端に残して申し訳ないとも思ったが、体調が悪すぎて仕事にも集中できていないし、このままではミスをしかねない。
悩んだが、砂羽ちゃんの言葉に甘えることにした。
「夏香先輩、大丈夫ですか?」
「……うん。あと少しで備品の整理も終わるし大丈夫だよ」
そう砂羽ちゃんに言ったものの、正直かなり身体がきつい。
身体の節々が痛いし寒気がする。
それでも、任された仕事がある以上、すべて終わらせてから帰宅したいところだ。
「先輩、熱があるんじゃないですか? 顔が真っ赤ですけど」
私の顔を覗き込んだ砂羽ちゃんの手がおでこに伸びた。
「おでこ熱いです! 絶対熱がありますって。ここはあと私がやっておきますから、先輩は家に帰って休んでください」
砂羽ちゃんが私の手を引いて、更衣室へと連れて行ってくれた。
仕事を中途半端に残して申し訳ないとも思ったが、体調が悪すぎて仕事にも集中できていないし、このままではミスをしかねない。
悩んだが、砂羽ちゃんの言葉に甘えることにした。