俺様御曹司はドン底OLを娶り愛でる~契約結婚だと思っていたのは私だけですか?~
「はい。身体が資本である仕事をなさっている神尾さんに対して、万が一こちらのアイテムの不具合でケガをさせるようなことがあってはならないですし、毎回ベストなパフォーマンスを追及するあなたに、中途半端なものを提供することは失礼にあたると思いますので、今回の話は残念ですがなかったことに……」
「あんた肝が据わってて気に入った。媚びない態度もいい。そっちの提案する納期で任せるよ」
急に態度が軟化して、こちらに向けられる笑みはどこかうれしそうに思えた。
やはり俺たちは試されていたらしい。
「ありがとうございます。期待に応えられるようなものを作れるように努めていきますので、よろしくお願いいたします。後日、いくつかデザインをご提示させていただきますので、しばらくお待ちいただけると幸いです」
なんとか商談がうまくいって胸を撫でおろした。
「あんた肝が据わってて気に入った。媚びない態度もいい。そっちの提案する納期で任せるよ」
急に態度が軟化して、こちらに向けられる笑みはどこかうれしそうに思えた。
やはり俺たちは試されていたらしい。
「ありがとうございます。期待に応えられるようなものを作れるように努めていきますので、よろしくお願いいたします。後日、いくつかデザインをご提示させていただきますので、しばらくお待ちいただけると幸いです」
なんとか商談がうまくいって胸を撫でおろした。