俺様御曹司はドン底OLを娶り愛でる~契約結婚だと思っていたのは私だけですか?~
昨日とは違う優しいキス。
心地よく気持ちいい。
息を吸うのも惜しいと思うほどに、唇を重ねていたいとさえ思ってしまう。互いの想いを確かめ合うように手を握り合った。
「夏香のすべてがほしい。もう待てねぇ」
熱を孕んだ瞳が私を捉え、私がコクンとうなずくと旭さんが優しく私を抱き上げて、ベッドの上に連れて行った。
「嫌だったら無理せずに言えよ」
「……は、はい」
緊張から声が震える。
ここから先は私にとって未知の世界。
それでも、私も旭さんと同じ気持ち。大好きな旭さんにならすべてを捧げてもいいと思えた。
再び静かに唇にキスが落とされる。
次第にキスが激しくなり、口の中で縦横無尽に動き回る彼の舌先。息を吸うのもままならない。なんだか頭が朦朧としてきた気がする。
「……んっ……ふぅ……」
一瞬、唇を解放され、思い切り空気を吸い込んだ。
だが、ほっとしたのもつかの間、旭さんの唇が首筋から鎖骨、そして肩へと落ちていき、触れられた場所が熱を帯びていくと同時に、ぞわぞわという感覚に襲われて声が漏れそうになる。
それだけでもパニックなのに、今度は彼の指先が服の中に忍び込んできたことに驚き、とっさに旭さんの胸を押した。
心地よく気持ちいい。
息を吸うのも惜しいと思うほどに、唇を重ねていたいとさえ思ってしまう。互いの想いを確かめ合うように手を握り合った。
「夏香のすべてがほしい。もう待てねぇ」
熱を孕んだ瞳が私を捉え、私がコクンとうなずくと旭さんが優しく私を抱き上げて、ベッドの上に連れて行った。
「嫌だったら無理せずに言えよ」
「……は、はい」
緊張から声が震える。
ここから先は私にとって未知の世界。
それでも、私も旭さんと同じ気持ち。大好きな旭さんにならすべてを捧げてもいいと思えた。
再び静かに唇にキスが落とされる。
次第にキスが激しくなり、口の中で縦横無尽に動き回る彼の舌先。息を吸うのもままならない。なんだか頭が朦朧としてきた気がする。
「……んっ……ふぅ……」
一瞬、唇を解放され、思い切り空気を吸い込んだ。
だが、ほっとしたのもつかの間、旭さんの唇が首筋から鎖骨、そして肩へと落ちていき、触れられた場所が熱を帯びていくと同時に、ぞわぞわという感覚に襲われて声が漏れそうになる。
それだけでもパニックなのに、今度は彼の指先が服の中に忍び込んできたことに驚き、とっさに旭さんの胸を押した。