RED&BLACK
「……私も、ボーデン家がある限り「普通」にはきっとなれない。一族を滅ぼすわ!」
迷いなどなかった。シェラは拳を握り締めて言う。それに対し、バッシュが言った。
「ボーデン家を潰すのは賛成だけど、シェラは連れて行けないだろ。まともに戦えないんだ」
「そうね、危険だわ」
「確かにそうだね」
ジベットとマイケルまで頷き、シェラには留守番をしていてもらおうと話が固まっていく。それをシェラは「待って!」と必死で止めた。
「私、半年で十分戦えるようになるわ。一線を越える覚悟だってする。……ここに誓うわ。だから、私も戦わせて!」
シェラはそう言うと、ナイフで自身の長い髪を切り落とす。それを見た七人は怪しげに笑った後、特訓をするため外に出るようシェラに言った。
迷いなどなかった。シェラは拳を握り締めて言う。それに対し、バッシュが言った。
「ボーデン家を潰すのは賛成だけど、シェラは連れて行けないだろ。まともに戦えないんだ」
「そうね、危険だわ」
「確かにそうだね」
ジベットとマイケルまで頷き、シェラには留守番をしていてもらおうと話が固まっていく。それをシェラは「待って!」と必死で止めた。
「私、半年で十分戦えるようになるわ。一線を越える覚悟だってする。……ここに誓うわ。だから、私も戦わせて!」
シェラはそう言うと、ナイフで自身の長い髪を切り落とす。それを見た七人は怪しげに笑った後、特訓をするため外に出るようシェラに言った。