if...運命の恋~エリート循環器医は彼女を手放せない~
カルフォルニア大学(UCLA)ロサンゼルス校
アメリカ合衆国の州立大学でカリフォルニア大学校群中バークレー校に次ぐ歴史を持ち、カリフォルニア州の大学で学生数が最も多い総合大学なんだ。
5つの学部と7つの専門大学院 から構成され、約4千人の職員と約3万7千人の学生が在籍しているアメリカ合衆国における有数の学術拠点になっている。
そして外国籍学生が約5千人、短期または長期留学をしてるんだ。
大学のキャンパス内には芝生、銅像庭園、噴水、博物館等が多く点在し、
良質の学習・研究環境を提供している。
その美しい景観から観光名所として世界各国からの訪問が多くあり、
学生による観光客向けのキャンパス・ツアーも実施されているぐらいだ
南部キャンパス内には僕の勤務するUCLAメディカル・センターがある
UCLAにはデイヴィッド・ゲフィン医科大学院 をはじめとする4つの健康科学分野の専門大学院が付設されている。
各大学院共に全米トップクラスの研究・教育実績を誇り、米国のみならず世界的な医療研究の拠点となっているんだ
今日は久しぶりの休日で僕のお気に入りの場所、学内最古の図書館であるユニバーシティー・ライブラリー(通称パウエル図書館)の前にある芝生の上でゆっくりした時間をすごしてる。
カルフォルニア独自の乾燥した空気だけど、カラッとしてて新緑の今が最高なんだ。
僕は芝生の上で、読みかけの本で眩しい光を遮って昼寝をする事にしたんだ。
パウエル図書館はUCLAのシンボルであり、学生の勉強の場として幅広く利用されている。定期試験期間中には開館時間が延長され、24時間の利用だって可能だから学生にとっては とっても重宝する勉強場所なんだけど・・
今日もキャンパス内のカフェテリアでお茶をしてから、そのままこの芝生に寝転んで読書にふけていた。さすがに此処に来て一年も経つとこんな時間を持てるようになったんだ。
周りの使う言語が、日本語じゃないって本当に疲れるし、メディカル・センターでのカテやその他の研究もやっと軌道に乗って慣れて来たところだった。
若い大学生の話し声が少しだけ心地良くて、少しそこに集中して良く聞いてみたら、それは僕の母国語だったからなのかもしれない