御曹司の溺愛から逃げられません
今日も大きなトラブルなく仕事を終えた。
火曜日が休みのため月曜日の今日はみんなで飲みに行くことが多いが私は滅多に誘われない。
飲みに行くのが嫌いなわけでないが、真面目で面白みのない私はあまり誘われることがない。
自分から誘わないのも良くないのだが、家でゆっくりする時間も悪くない。
今日も特にお誘いを受けず、私は1人IDをかざすと外に出た。
駅に向かいしばらく経ったところで肩を叩かれ、呼び止められた。振り返ると課長が立っていた。
「お疲れ。柴山は今日予定あるか?」
「お疲れ様です。今日ですか? 特にありません。このまま帰るつもりでした」
「よし、じゃあご飯に行かないか?」
「え?」
課長から誘われるなんて初めてのこと。
それに課長は個人的な飲み会などには参加しなくて有名。歓送迎会や忘年会などは参加するが二次会にも行かない。
「ダメか?」
どこか気落ちしたような声に、私は思わず「行きます!」と答えていた。
火曜日が休みのため月曜日の今日はみんなで飲みに行くことが多いが私は滅多に誘われない。
飲みに行くのが嫌いなわけでないが、真面目で面白みのない私はあまり誘われることがない。
自分から誘わないのも良くないのだが、家でゆっくりする時間も悪くない。
今日も特にお誘いを受けず、私は1人IDをかざすと外に出た。
駅に向かいしばらく経ったところで肩を叩かれ、呼び止められた。振り返ると課長が立っていた。
「お疲れ。柴山は今日予定あるか?」
「お疲れ様です。今日ですか? 特にありません。このまま帰るつもりでした」
「よし、じゃあご飯に行かないか?」
「え?」
課長から誘われるなんて初めてのこと。
それに課長は個人的な飲み会などには参加しなくて有名。歓送迎会や忘年会などは参加するが二次会にも行かない。
「ダメか?」
どこか気落ちしたような声に、私は思わず「行きます!」と答えていた。