御曹司の溺愛から逃げられません
突然の彼のプロポーズに驚き、目を見開いた。以前にも公私共に支えて欲しいと言われたがあれから時間も経ち、ますます活躍している彼を見てやはり私は彼の隣に立つだけの資格がないと思っていたからだ。
「え? まさか」
「俺のプロポーズを無かったことにするな。俺は香澄とずっと一緒にいたい。もう離してやることは出来ない」
「本気ですか?」
「当たり前だろう? 俺はとっくに香澄しかいないと決めていた。何度でも言ってやる。香澄が好きだ。愛してる」
彼のまっすぐな視線に釘付けになる。
「なぁ。俺はこの先ずっと香澄だけを好きでいる自信がある。だから今イエスと言ってくれなくても追いかけ続ける。でも少しでも悩んでいるのなら早く降参して落ちてきて欲しい」
「瑛太さん……。私で、後悔しないですか?」
「もちろんだ。香澄と一生生きていけると思うだけで力が湧いてくるよ。必ず幸せにする。俺と結婚しよう」
「はい」
その言葉を言ったと同時に、隣にいた彼からぎゅっと抱きしめられた。
「愛してる」
頭の上から響いてくる声が身体の芯を震わせる。
私も彼をぎゅっとしがみつくと振り絞るようにやっとため込んでいた気持ちを伝える事ができた。
「私も愛してます」
「え? まさか」
「俺のプロポーズを無かったことにするな。俺は香澄とずっと一緒にいたい。もう離してやることは出来ない」
「本気ですか?」
「当たり前だろう? 俺はとっくに香澄しかいないと決めていた。何度でも言ってやる。香澄が好きだ。愛してる」
彼のまっすぐな視線に釘付けになる。
「なぁ。俺はこの先ずっと香澄だけを好きでいる自信がある。だから今イエスと言ってくれなくても追いかけ続ける。でも少しでも悩んでいるのなら早く降参して落ちてきて欲しい」
「瑛太さん……。私で、後悔しないですか?」
「もちろんだ。香澄と一生生きていけると思うだけで力が湧いてくるよ。必ず幸せにする。俺と結婚しよう」
「はい」
その言葉を言ったと同時に、隣にいた彼からぎゅっと抱きしめられた。
「愛してる」
頭の上から響いてくる声が身体の芯を震わせる。
私も彼をぎゅっとしがみつくと振り絞るようにやっとため込んでいた気持ちを伝える事ができた。
「私も愛してます」