大切なもの
ホントの気持ち
次の日の朝。
いつもと変わらず、今までどうり光と登校した。
「光、おはよー☆」いつもは光から、おはようって言ってくるけど今日は自分から言ってみた。
「おはよー!」
いろんな事を話してるうちに学校へ着いた。
教室に入ると沙紀がいた。
「おはよーまゆ!!光君もおはよー!」
「おはよっ!!」
「ねぇ②なんかみんな噂してるけど、まゆと光君って付き合ってるの?朝だって一緒に来てるし(^O^)」
2人声を合わせて「違うって!!」
「ただ、幼なじみだから仲がいいってだけだよ。」
 光が言った。
ちょっと悲しかった。いつも冗談ばっか言ってる光だから嘘でも、そうだよ!俺たち付き合ってるよ!って言うと思ってた。私は光が好きなのに…
小さい時から光とはずっと一緒に居るから、光にはただの幼なじみにしかとらえられてなかったのかもしれないけど私は光がずっと好きだった。
いつも明るくて、時にはケンカもするけど、スッゴく優しい光が大好きだった。でも、この気持ち伝えたら絶対に断られるだろうし、この関係が壊れそうで怖い。
しかも、光以外の人を好きになるなんてできないと思う。
いつか、いつかこの気持ち伝えようって思ってたけど無理だぁ↓↓
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