大切なもの
ゴールデンウィークも終わり学校生活が始まった。

いつものように光が私を迎えに来てくれた。そして二人で家を出た。登校中に沙紀と太陽に会った。「そこのお二人さんラブ②だねぇ♪」
「そぉ!?まぁねっ!!光たちもラブ②じゃん。」
何で太陽たちが私たちが付き合ってる事を知ってるかというと、夏休み海に行こうという電話をした時に光が言ったからである。
そのころ私と沙紀は、夏休みの事を話していた。
「ねぇ、沙紀!!海行ったらスイカ割りとかしない?」
「いいねぇ★じゃあ、お弁当とか持っていく?」
「そうだね!!早く夏休みにならないかなぁ~。」
「早く海行きたいもんねぇ。」
男子は男子で、女子は女子でいろいろ話しているうちに学校へ着いた。
太陽だけクラスが違うから、教室の前でバイバイした。私は光と一緒だからいいけど、沙紀は別々だから寂しそうにしてた。
「何その顔ぉ!!またお昼に会えるからいいじゃん!!」
と言って私は、冗談まじりで沙紀をなぐさめた。

私沙紀の気持ちすごく分かるんだ。大切な人って自分のそばにいつも居ないと、安心できないもんね。それは、沙紀以外のみんなにも当てはまる事だと思う。大切な存在って、居なくなったりするとすごく寂しい。でも、沙紀には、寂しいとか悲しいとか思った時には私や光が居るから大丈夫だよっ!!
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