大切なもの
そして沙紀が
「いい加減にしなよっ。」
って大きな声で言ってくれた。
先生が
「席につきなさい。」
と言ったので、私たちは席についた。
沙紀が笑って
「おはよっ★」
って言ってきてくれた。
「おはよっ。*笑*」「大丈夫?」
「うん。全然大丈夫!!」
こんな事ぐらいで落ち込んだりするもんかっ!!
だって私たち2人は周りの目を気にせずにいられる。
「今日もお昼4人で食べない?」
「いいよっ♪」

ホントに私には沙紀のような優しい親友が居てすごく幸せ。
まだ眠たいまま授業を受けた。
いつの間にか寝てて授業が終わり昼になっていた。
光も寝ていたようで少し顔が腫れていた。

「まゆ~。お昼になったよ!!光くんもっ!!屋上行こっ!!」
「うん。でも眠た~い。」
「俺も。」
「いいからっ。屋上にでも行っておいしい空気でも吸ったら、眠気もなくなるかもよっ!!」

沙紀はそう言って、私たち2人の手を取り屋上へと向かった。
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