秘密工作員
悩み
おれが 秘密工作員である事は誰も知らない
妻でさえも
結婚生活10目に突入したのにもかかわらずだ

妻が毎朝 子供を幼稚園へ送り届けている頃
おれは 当局から指令を受け取り

妻が ドロドロ愛憎劇の昼ドラに夢中になっている頃
おれは 某国のスパイと命掛けの銃撃戦を繰り広げている

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