俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する
「サッカー部なんですよね?今年県大会まで進めたとか。」

「はい、今はもう引退して受験勉強の為、塾通いばっかりですけどね。」

「それは…大変そうですね。」

玄関で会話を交わし、とりあえずリビングに通す。

「うわー!思った以上にスカイツリー近いんだなぁ。」
リビングに入った途端そう言って健君が感嘆する。

「私も初めて見た時は感動しました。翔さんは見飽きたなんて言ってますが、私はまだ毎日感動してます。」

聞いていた通り気さくで話しやすくて安心した。

健君からお土産にケーキを頂き、
食後に食べようととりあえず冷蔵庫に納める。

コーヒーとお茶菓子を用意して、
翔さんの帰りを待つべく一緒にお茶をする。
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