俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する
店長会議を1時間半で終え、
その後、2時半から会社に戻り事務仕事をこなす。
4時から下請け工場の方で役員会議、その移動時間のタイミングでスマホが光っている事に気付く。
開くと彼女からの返信が来ていた。
『お電話、待ってます。』
いつもの犬のスタンプも。
つい嬉しくてニヤけてしまう。
咳払いして窓の外を見ながら気持ちを平常心に戻す。
18時過ぎに再び会社に戻る。
商品開発部の部署に立ち寄ると優斗がエプロン姿で試食をしていた。
「お疲れ様、みかんパフェの方はどうですか?」
社員の手前、言葉を正して話しかける。
「お疲れ様です。社長。」
にこやかにやって来たのは、浅倉泉この会社を立ち上げて以来ずっと勤めているパテシエの1人だ。
「冷凍みかん、なかなか良いアイデアです。ちょっと食べてみてください。」
浅倉からスプーンを受け取り味見をする。
3パターンのみかんパフェを試食し、指示を出しより良い方向性を探るように話しをする。
「分かりました、明日再度作り直します。みかんはこの農家で決定ですか?」
「ここまで味がしっかりしてるみかんは、そう無いと思うから、何らかの形で提携したいと思っているがまだ交渉前だ。
開発部でアプローチをお願いしたい。」
「了解しました。間宮ファームですね。」
出来れば彼女の家のみかんを一部うちの方に優先して流して欲しい。
俺が直接彼女にお願いすれば、早いかもしれないが、彼女とは仕事関係なく知り合って行きたい気持ちが強い。
交渉は優斗に一任する。
その後、2時半から会社に戻り事務仕事をこなす。
4時から下請け工場の方で役員会議、その移動時間のタイミングでスマホが光っている事に気付く。
開くと彼女からの返信が来ていた。
『お電話、待ってます。』
いつもの犬のスタンプも。
つい嬉しくてニヤけてしまう。
咳払いして窓の外を見ながら気持ちを平常心に戻す。
18時過ぎに再び会社に戻る。
商品開発部の部署に立ち寄ると優斗がエプロン姿で試食をしていた。
「お疲れ様、みかんパフェの方はどうですか?」
社員の手前、言葉を正して話しかける。
「お疲れ様です。社長。」
にこやかにやって来たのは、浅倉泉この会社を立ち上げて以来ずっと勤めているパテシエの1人だ。
「冷凍みかん、なかなか良いアイデアです。ちょっと食べてみてください。」
浅倉からスプーンを受け取り味見をする。
3パターンのみかんパフェを試食し、指示を出しより良い方向性を探るように話しをする。
「分かりました、明日再度作り直します。みかんはこの農家で決定ですか?」
「ここまで味がしっかりしてるみかんは、そう無いと思うから、何らかの形で提携したいと思っているがまだ交渉前だ。
開発部でアプローチをお願いしたい。」
「了解しました。間宮ファームですね。」
出来れば彼女の家のみかんを一部うちの方に優先して流して欲しい。
俺が直接彼女にお願いすれば、早いかもしれないが、彼女とは仕事関係なく知り合って行きたい気持ちが強い。
交渉は優斗に一任する。