俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する
(果穂side)
トゥルルル トゥルルル
お風呂から出て部屋でまったりしている頃、
スマホの着信音が響く。
本当に電話が来た!!と分かっていながらびっくりする。
恐る恐るスマホの受信をタップして、
「はい…お疲れ様です。」
『お疲れ様、もう寝てた?』
落ち着いた、重低音の声を聞き、
うわ、本物だ!っと内心思い緊張する。
「えっ⁉︎
さすがにこんな早くは寝てませんよ。
堀井さんは?今、帰って来た所なんですか?」
壁時計を見ながら話す。
『いや、まだ車の中。家に向かってるところなんだ。』
「えっ⁉︎
今まで仕事だったんですか?毎日こんなに遅いんですか…?」
今は9時15分を回ったところ。
『今日はまだ早い方だよ。君が寝ちゃうと困るから、早めに切り上げた。いつも何時に寝るんだ?』
私なんかの為に、わざわざ⁉︎
「えっと、いつもだいたい11時とか…12時までには寝てます。朝が早いので。」
『そうか、覚えとくよ。』
「堀井さん、夕飯は?食べられましたか?」
『…その呼び方辞めない?
出来れば名前で呼んで欲しいんだけど、俺も果穂って呼びたい。』
えっ⁉︎名前呼び⁉︎
それはさすがにハードルが高い…
「えっ⁉︎無理です、だって、年上ですし社長さんですし…私は別に名前で全然構いませんけど…。」
『果穂との心の距離を近付けたいんだ。
夕飯はまだ食べてないけど、パフェの試食をしたから腹は空いてない。それより、果穂は何歳?』
「えっと、24です。
…ご飯はちゃんと食べた方がいいですよ。
堀井さんは、何歳何ですか?」
『…名前で呼んでくれなきゃ答えない。』
拗ねた様な言い方をされる。
「えっ⁉︎ ……えっと…カ、カケルさんは?」
ちょっとカタコトになってしまう。
トゥルルル トゥルルル
お風呂から出て部屋でまったりしている頃、
スマホの着信音が響く。
本当に電話が来た!!と分かっていながらびっくりする。
恐る恐るスマホの受信をタップして、
「はい…お疲れ様です。」
『お疲れ様、もう寝てた?』
落ち着いた、重低音の声を聞き、
うわ、本物だ!っと内心思い緊張する。
「えっ⁉︎
さすがにこんな早くは寝てませんよ。
堀井さんは?今、帰って来た所なんですか?」
壁時計を見ながら話す。
『いや、まだ車の中。家に向かってるところなんだ。』
「えっ⁉︎
今まで仕事だったんですか?毎日こんなに遅いんですか…?」
今は9時15分を回ったところ。
『今日はまだ早い方だよ。君が寝ちゃうと困るから、早めに切り上げた。いつも何時に寝るんだ?』
私なんかの為に、わざわざ⁉︎
「えっと、いつもだいたい11時とか…12時までには寝てます。朝が早いので。」
『そうか、覚えとくよ。』
「堀井さん、夕飯は?食べられましたか?」
『…その呼び方辞めない?
出来れば名前で呼んで欲しいんだけど、俺も果穂って呼びたい。』
えっ⁉︎名前呼び⁉︎
それはさすがにハードルが高い…
「えっ⁉︎無理です、だって、年上ですし社長さんですし…私は別に名前で全然構いませんけど…。」
『果穂との心の距離を近付けたいんだ。
夕飯はまだ食べてないけど、パフェの試食をしたから腹は空いてない。それより、果穂は何歳?』
「えっと、24です。
…ご飯はちゃんと食べた方がいいですよ。
堀井さんは、何歳何ですか?」
『…名前で呼んでくれなきゃ答えない。』
拗ねた様な言い方をされる。
「えっ⁉︎ ……えっと…カ、カケルさんは?」
ちょっとカタコトになってしまう。