俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する
間宮家東京に行く
東京には、朝早い新幹線で出発する。
「里穂の美容院には、何時に行けばいいんだっけ?」
「三時に予約してある。果穂1人で行けるか?なんならお兄ちゃんが着いて行こうか?」
過保護な兄がまた顔を出す。
「辞めて、恥ずかしいから。
1人で大丈夫だよ。お父さんと先に会場で待っててくれていいから。」
式は夕方5時からで、その後立食パーティーもある為、夕飯も軽く食べられるらしい。
8時くらいには、翔さんに会いに行けるといいけど、と頭で考える。
「お兄ちゃん達は何時に帰るの?
明日、早いしそんなに遅くは居ないよね?」
「8時終わったらそのまま帰らないと。」
父が言う。
「果穂、もしかしてアイツに会うつもりじゃ無いだろうな。」
兄が疑ってかかる。
「翔さんはお仕事が忙しいし、そんな遅くに出歩かないよ。着物も着てるから里穂のアパートにタクシーで帰るつもりだよ。」
「なら、いいけど。」
「亮太、過保護過ぎるのもそろそろ辞めろよ。果穂に嫌われるぞ。」
父がなんとなく嗜めてくれる。
「果穂が結婚なんて考えられん。」
本気で落ち込み出す兄を横目に、お目当ての釜飯を見つけ、みんな分のお弁当を買って、新幹線に乗り込む。
「里穂の美容院には、何時に行けばいいんだっけ?」
「三時に予約してある。果穂1人で行けるか?なんならお兄ちゃんが着いて行こうか?」
過保護な兄がまた顔を出す。
「辞めて、恥ずかしいから。
1人で大丈夫だよ。お父さんと先に会場で待っててくれていいから。」
式は夕方5時からで、その後立食パーティーもある為、夕飯も軽く食べられるらしい。
8時くらいには、翔さんに会いに行けるといいけど、と頭で考える。
「お兄ちゃん達は何時に帰るの?
明日、早いしそんなに遅くは居ないよね?」
「8時終わったらそのまま帰らないと。」
父が言う。
「果穂、もしかしてアイツに会うつもりじゃ無いだろうな。」
兄が疑ってかかる。
「翔さんはお仕事が忙しいし、そんな遅くに出歩かないよ。着物も着てるから里穂のアパートにタクシーで帰るつもりだよ。」
「なら、いいけど。」
「亮太、過保護過ぎるのもそろそろ辞めろよ。果穂に嫌われるぞ。」
父がなんとなく嗜めてくれる。
「果穂が結婚なんて考えられん。」
本気で落ち込み出す兄を横目に、お目当ての釜飯を見つけ、みんな分のお弁当を買って、新幹線に乗り込む。