初恋はヤンキーくんと




-休み時間…



「も~~~~~~!!
 夕衣のバカ!!なんでそんなに優しいの!?
 結局あいつとやることになったじゃん!
 あいつ、絶対裏表あるよ!!?!」




愛華がイチゴ・オレを飲みながらまくし立てる。





「……ごめん(汗)
 でも…謝ってくれたし…
 山口さんしか余って無かったじゃん?」




「だけど~~~~~!
 あたしは絶対あいつ認めないからね!
 あたし忠告したからね!?
 なんかあったって知らないから!!」




「…なんかって…何があるのよ…。(苦笑)
 もういいじゃん!何もないよ!」





でも、愛華は納得してないみたい。





そりゃ…あたしだって二度と好きにはなれないけどさ…。






でも…大翔に恋をしてるんだもん。







それだけで…





なんか親近感がわいてしまう。






仲間なんだな…って…そう思えるの…。






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