初恋はヤンキーくんと
*第6章*さようなら…
涙の別れ…
―次の日…
修学旅行が終わって、一夜が明けた。
そして、今日は日曜日。
あたしは、自分の部屋のベッドの上で
携帯の画面とにらめっこをしていた。
――――――
送信メール 10:13
――――――
DEAR 大翔
――――――
大翔
あたし達
別れ
――――――
そこまで入力してから、
あたしの手は止まったままだった。
「う~~~~~…」
あたしは、ベッドに思いっきり寝転んで
携帯を投げた。
「無理だよッ!
メールで別れるとか無理!!」
だって…明日学校で気まずすぎだもん!!
でも…明日口で言うのもなぁ…
はぁ…