初恋はヤンキーくんと




―そして休み時間…



あたしが愛華と話していると…



「森川さ~ん。
 ちょっと手伝ってくれるー?」



先生が、あたしを呼んだ。



あ、今日日直だったっけ…めんどくさ…



「はーい…」



あたしは、職員室までついて行った。




「先生今手が離せないから、
 このプリント教室まで
 持って行ってくれるかなー?」



先生にそう言われ、あたしは教室にプリントを持って向かった。





―その途中だった…





大翔が、向こうからやって来た。




…気まず…




あたしは、早歩きで通り過ぎようとした。





―その時…





「夕衣!!」



大翔が、あたしを呼びとめた…





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