初恋はヤンキーくんと





「…何?」




「…ちょっといいか?」




…え…何の用…?



「…あっ…
 じゃあ、あたし先に行ってるね!」




愛華はそう言って、

そそくさとその場を離れて行った。




「……あの…
 中庭に……来て?」



「………」



あたしは、黙ってうなずいた。




そして、大翔の後ろについて行った。



なんでこんなに気まずくなったの?






てか…何の話だろ?





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