初恋はヤンキーくんと
「ん~…まぁ、ボチボチ…」
でも、春日は……
俺のこと好きじゃねえと思うんだよな~…
―そんなある日…
「夕衣~
俺の分ちょっとやっといてくれね?」
そう言って、俺は夕衣に宿題のノートを渡した。
一応大翔の彼女だし、
もうパシるのはやめようと思って
昨日がんばったんだけど…
出来なかったから、やってもらうことにした。
「え?あ~~…うん、いいよ」
そう言って、夕衣は俺のノートを受け取った。