わたしのしあわせ
わたしのしあわせ 8
就職が決まった会社は守谷にも営業所が有るんだけど配属先は本社だったの、水戸。
通えるわけ無いから独り暮らしする事になって、アパート探して借りたの、新築だったよ。
事務の仕事だけどクルマの免許は必要って事で、1月に教習所通い始めて、3月に18になって免許取ったの。
通勤に使うクルマは、中古の軽をお母さんが買ってくれたの。
またお母さんにお金使わせちゃった。
アパートは2階建てで全部で6部屋、私の部屋は2階の真ん中、入居は私が一番だったよ。
隣に一戸建て、反対側は畑、他の部屋はまだ空いてたから、引っ越しのご挨拶に行ってみたの。
行ってみると、出て来たのは優しそうなお母さんと小さな男の子、お母さんの後ろに隠れて恥ずかしそうにしてたの、かわいい。
私「隣のアパートに越してきました井上です、よろしくお願いします」
手土産渡しながらご挨拶。
お母さん「あら、ご丁寧にありがとうございます、こちらには進学で?」
私「いえ、高校卒業して就職です。初めての独り暮らしなので助けて頂く事も有るかも知れませんので、その時はよろしくお願いします」
実家出る時に、お母さんに言われた通りに挨拶出来たよ。
お母さん「そうですか、何か有ったら遠慮なく頼って下さいね、これは息子の孝一郎です、こう、ご挨拶しなさい」
お母さんの後ろでモジモジしてる、かわいい!
しゃがんで目線を合わせて
私「孝一郎君は何年生?」
孝一郎君「3年生」
小さい声で答えてくれたの。
私「隣に越して来た美佳です、よろしくね」
真っ赤な顔で「うん」だって、かわい過ぎるよ!
4月になって仕事が始まると、慣れないからかな、やっぱりたいへん。基本土日がお休みだけど、土曜日は疲れててダラダラしちゃう。洗濯は一週間分だし掃除もしたいし、だから土日なんてあっという間に終わっちゃう。だから彼に会いに行くのも月に1回か2回がやっと。
スピード出るクルマでビューンって行ければ良いけど、普通の軽だし、私も初心者だし、高速怖いし。
買い物とかでにおもてに出ると、お隣のお母さんと孝一郎君に会う事も有るの。少し立ち止まってお母さんとお話したり、しゃがんで孝一郎君とお話したり、どんどん仲良くなったの。
孝一郎君とはこうちゃん美佳ちゃんって呼び会う仲だよ。
いつもいろんな話をしてくれるの、学校の事とか友達の事とか、好きなマンガとかアニメの事とか、一生懸命話してくれるの。
すっかり仲良くなったから言ったの。
私「こんど遊びにおいで、2階の真ん中のお部屋だよ、ちゃんとお母さんに言ってからね」
こうちゃん「うん行く!」
お母さん「良いの?子供が遊びに行くなんて迷惑じゃない?」
私「大丈夫です、私もこうちゃん大好きですから。私いない時も多いんですけど、クルマが有る時はだいたいいますから」
こうちゃん「絶対行く!」
にっこにこしながら言ったの、かわいくて思わず抱きしめちゃったよ、お母さんの前なのに。
彼に会いに行ってもどこかに出掛ける事も少なくて、行っても近くのモール程度。前みたいにデート行ったりしなくなったの。
洗濯したり掃除したり、私がごはん作って2人で食べたり、エッチしたり。
これって付き合ってるって言えるのかな。
こうちゃんとはもっと仲良くなったの。
ある日お隣のお母さんに会った時に言われたの。
お母さん「こうがね、あなたの事大好きみたいなの、毎日聞くのよ、美佳ちゃんのクルマ有る?って、有れば遊びに行くって、でもご迷惑だよね」
私「そんなこと無いですよ、私もこうちゃん大好きですから」
お母さん「そう言ってもらえるならこんど連れていくわね、ありがとうね」
私「一緒にお出かけとかしても構いませんか?私の部屋じゃ子供が遊ぶ物なんて何も無いし」
お母さん「それこそご迷惑じゃない?」
私「大丈夫です、デートですよ」
お母さん「ありがとうね、こうにも言っとくね」
私「はい」
こうちゃんとデートなんて楽しそう!
彼とはほとんど会ってない。
メール送っても返事もくれない事が増えたの。
週末に行こうとしても、連絡すると仕事でいないって。
彼のマンションの鍵はもらってたから、時々勝手に行って洗濯したり掃除したりする事も有ったの。
でも会えるのは月に1回有るか無いか。
なんかな~。
通えるわけ無いから独り暮らしする事になって、アパート探して借りたの、新築だったよ。
事務の仕事だけどクルマの免許は必要って事で、1月に教習所通い始めて、3月に18になって免許取ったの。
通勤に使うクルマは、中古の軽をお母さんが買ってくれたの。
またお母さんにお金使わせちゃった。
アパートは2階建てで全部で6部屋、私の部屋は2階の真ん中、入居は私が一番だったよ。
隣に一戸建て、反対側は畑、他の部屋はまだ空いてたから、引っ越しのご挨拶に行ってみたの。
行ってみると、出て来たのは優しそうなお母さんと小さな男の子、お母さんの後ろに隠れて恥ずかしそうにしてたの、かわいい。
私「隣のアパートに越してきました井上です、よろしくお願いします」
手土産渡しながらご挨拶。
お母さん「あら、ご丁寧にありがとうございます、こちらには進学で?」
私「いえ、高校卒業して就職です。初めての独り暮らしなので助けて頂く事も有るかも知れませんので、その時はよろしくお願いします」
実家出る時に、お母さんに言われた通りに挨拶出来たよ。
お母さん「そうですか、何か有ったら遠慮なく頼って下さいね、これは息子の孝一郎です、こう、ご挨拶しなさい」
お母さんの後ろでモジモジしてる、かわいい!
しゃがんで目線を合わせて
私「孝一郎君は何年生?」
孝一郎君「3年生」
小さい声で答えてくれたの。
私「隣に越して来た美佳です、よろしくね」
真っ赤な顔で「うん」だって、かわい過ぎるよ!
4月になって仕事が始まると、慣れないからかな、やっぱりたいへん。基本土日がお休みだけど、土曜日は疲れててダラダラしちゃう。洗濯は一週間分だし掃除もしたいし、だから土日なんてあっという間に終わっちゃう。だから彼に会いに行くのも月に1回か2回がやっと。
スピード出るクルマでビューンって行ければ良いけど、普通の軽だし、私も初心者だし、高速怖いし。
買い物とかでにおもてに出ると、お隣のお母さんと孝一郎君に会う事も有るの。少し立ち止まってお母さんとお話したり、しゃがんで孝一郎君とお話したり、どんどん仲良くなったの。
孝一郎君とはこうちゃん美佳ちゃんって呼び会う仲だよ。
いつもいろんな話をしてくれるの、学校の事とか友達の事とか、好きなマンガとかアニメの事とか、一生懸命話してくれるの。
すっかり仲良くなったから言ったの。
私「こんど遊びにおいで、2階の真ん中のお部屋だよ、ちゃんとお母さんに言ってからね」
こうちゃん「うん行く!」
お母さん「良いの?子供が遊びに行くなんて迷惑じゃない?」
私「大丈夫です、私もこうちゃん大好きですから。私いない時も多いんですけど、クルマが有る時はだいたいいますから」
こうちゃん「絶対行く!」
にっこにこしながら言ったの、かわいくて思わず抱きしめちゃったよ、お母さんの前なのに。
彼に会いに行ってもどこかに出掛ける事も少なくて、行っても近くのモール程度。前みたいにデート行ったりしなくなったの。
洗濯したり掃除したり、私がごはん作って2人で食べたり、エッチしたり。
これって付き合ってるって言えるのかな。
こうちゃんとはもっと仲良くなったの。
ある日お隣のお母さんに会った時に言われたの。
お母さん「こうがね、あなたの事大好きみたいなの、毎日聞くのよ、美佳ちゃんのクルマ有る?って、有れば遊びに行くって、でもご迷惑だよね」
私「そんなこと無いですよ、私もこうちゃん大好きですから」
お母さん「そう言ってもらえるならこんど連れていくわね、ありがとうね」
私「一緒にお出かけとかしても構いませんか?私の部屋じゃ子供が遊ぶ物なんて何も無いし」
お母さん「それこそご迷惑じゃない?」
私「大丈夫です、デートですよ」
お母さん「ありがとうね、こうにも言っとくね」
私「はい」
こうちゃんとデートなんて楽しそう!
彼とはほとんど会ってない。
メール送っても返事もくれない事が増えたの。
週末に行こうとしても、連絡すると仕事でいないって。
彼のマンションの鍵はもらってたから、時々勝手に行って洗濯したり掃除したりする事も有ったの。
でも会えるのは月に1回有るか無いか。
なんかな~。