許嫁の執事とお嬢様
その頃恵美の家では・・・

恵父「お義母さんは、綺羅君に色目使ってたのか?」
綺羅「使われましたけど、スルーしました。俺は恵美一途なので。」
継母「良いところを綺羅君に見せて・・・」
恵父「良い所見せてどうする気だったんだ?もしかして、婚約解消させよとか考えてたのか?」
継母「はい・・・恵美にはお似合いじゃないと思って・・・勉強等出来ないから・・・」
綺羅「恵美は前のお母さんに似て、本当は料理も勉強もトップクラスですよ?」
継母「えっ・・・私食べたことない・・・」
恵父「お義母さんがひどいことをしてきたから、心閉ざして勉強だけを頑張るようになったんだ。それは君、お義母さんの失敗だ。仲良くしてたら作ってくれてたかもな・・・使用人にも手伝わせないから困ったものだけど、恵美のあの姿が見れるならと思っていたんだ・・・それを、お義母さんが壊したんだ。俺の責任でもあるが・・・」
綺羅「また、恵美の手料理が食べれれるように納得させます。」
恵父「綺羅君すまないな・・・」
綺羅「いえ・・・俺が好きでやってるので気にしないでください。夫婦円満になったころ、恵美は帰ってくれると思いますよ?」
継母「そうだと嬉しいけど・・・」
綺羅「恵美の心の闇を取り除くには時間がかかるかもしれません。でも、必ず恵美を笑顔で帰しに来ます。それだけは約束するのと恵美が帰って来たら昔みたいに迎えてあげてください。そしたら、恵美も喜びますし婚約発表もさせてください。お願いします。」((頭を下げる
恵父「綺羅君、頭を上げて?叔父さんは、嬉しいよ。綺羅君がそう言ってくれるだけで。いつかは、婚約発表を会社の人達巻き得てする気だったよ?」
継母「本当にありがとう。こんな私を許してくれて。恵美ちゃんが笑って帰ってくることを祈るわ。私のせいだから。恵美ちゃんをお願いします。」
綺羅「分かりました。じゃ、行きますね?」
恵父「ああ」
継母「うん」

((綺羅は恵美と朔良が乗る車に乗る
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