依存

あぁ。これで終わりなんだな。

ただそれだけ思った。私以外に女がいて、私よりもその女との関係を続けたくて、挙句の果てに私のせいとでも言いたいかのような言葉。
この長かったようで短かった3年間は、私だけが幸せで私だけが辛かったんだね。

「わかった。」それだけ返信して、連絡先も彼との写真も記念日のサプライズであげようと思ってたペアリングも全部捨てた。でも、中々離れてくれない彼の匂い、身体に触れられる感触、温もり。いつの間にか”好き”から”依存”に変わっていたのかもしれないね。