僕の特技は秘密です
幼馴染
「一条、お前さー、来年の就活どうすんの?」
同じ大学に進学した幼馴染の橘 朝陽が学食で声をかけてきた。
彼とは幼稚園からの付き合いで、人見知りで隠キャな僕とは違い、話もうまいしオシャレでモデル体型な上にイケメンだ。
そんな彼だから当然友達も多く女子にモテる。
きっと、幼馴染でなければ彼とは仲良くなっていなかっただろう。
「てか、親父さんの会社継ぐの??」
橘がAランチのトレイをテーブルに置き、割り箸を割りながら聞いてきた。
「まだ、決めてない。」
「いいよなぁ~。お前、今はやりの月の華リゾートの社長の息子だもんなー。」
「おいっ、、、声でかいよ。」
「俺が月の華リゾートの社長の息子だったら、自慢しまくってるよ。絶対、女の子にモテるぞ。」
「僕は騒々しいのが苦手だから、今の生活を崩したくないんだ。絶対に他の奴には話すなよっ。てか、今だってお前は女の子にモテてるじゃないか。まだモテたいのかよ…」
僕は周りに聞かれないよう静かに橘に注意した。
「あいよっ。」
適当な返事をすると橘は食事を続けた。
同じ大学に進学した幼馴染の橘 朝陽が学食で声をかけてきた。
彼とは幼稚園からの付き合いで、人見知りで隠キャな僕とは違い、話もうまいしオシャレでモデル体型な上にイケメンだ。
そんな彼だから当然友達も多く女子にモテる。
きっと、幼馴染でなければ彼とは仲良くなっていなかっただろう。
「てか、親父さんの会社継ぐの??」
橘がAランチのトレイをテーブルに置き、割り箸を割りながら聞いてきた。
「まだ、決めてない。」
「いいよなぁ~。お前、今はやりの月の華リゾートの社長の息子だもんなー。」
「おいっ、、、声でかいよ。」
「俺が月の華リゾートの社長の息子だったら、自慢しまくってるよ。絶対、女の子にモテるぞ。」
「僕は騒々しいのが苦手だから、今の生活を崩したくないんだ。絶対に他の奴には話すなよっ。てか、今だってお前は女の子にモテてるじゃないか。まだモテたいのかよ…」
僕は周りに聞かれないよう静かに橘に注意した。
「あいよっ。」
適当な返事をすると橘は食事を続けた。