僕の特技は秘密です
あれから2週間がたった。
学校や橘のバイトの都合で山切村には行けず、わらべ歌の謎解きも進まないままだった。
一人で祖父母の家に顔を出すついでに秋魂神社へ行こうとしていたら、橘に裏切者扱いをされたので、二人の都合が合うまで行くのを控えていた。
わらべ歌については伊勢家の巫女へと受け継がれるオフレコな内容だったので、雑誌への掲載を行わないことを条件に沙紀さんにも伝えて、何か情報が見つかったら教えてもらうことになっている。
今週末、やっと橘との都合が合い山切村へと行けることになり、直ぐにつーちゃんに連絡をした。
女子高生特有のスタンプや絵文字が沢山でメッセージすら可愛いと思ってしまう。
「お前…顔やばいぞ。せっかくのアイドル系のイケメンが台無しだ。」
「ははっ、にやけ顔もイケメンだろ。」
「…ストーカーにはなるなよ。」
「その後、謎解きはどうなんだ?沙紀さんから何か連絡きた?」
「いや、なーんもない。進展ゼロ。」
「週末に行って何か手がかりが掴めればいいな。」
学校や橘のバイトの都合で山切村には行けず、わらべ歌の謎解きも進まないままだった。
一人で祖父母の家に顔を出すついでに秋魂神社へ行こうとしていたら、橘に裏切者扱いをされたので、二人の都合が合うまで行くのを控えていた。
わらべ歌については伊勢家の巫女へと受け継がれるオフレコな内容だったので、雑誌への掲載を行わないことを条件に沙紀さんにも伝えて、何か情報が見つかったら教えてもらうことになっている。
今週末、やっと橘との都合が合い山切村へと行けることになり、直ぐにつーちゃんに連絡をした。
女子高生特有のスタンプや絵文字が沢山でメッセージすら可愛いと思ってしまう。
「お前…顔やばいぞ。せっかくのアイドル系のイケメンが台無しだ。」
「ははっ、にやけ顔もイケメンだろ。」
「…ストーカーにはなるなよ。」
「その後、謎解きはどうなんだ?沙紀さんから何か連絡きた?」
「いや、なーんもない。進展ゼロ。」
「週末に行って何か手がかりが掴めればいいな。」