僕の特技は秘密です
「ずっと、旺介くんのこと空想のお友達って言われていたのに、会わない時間が無かったみたい。」
…えっ。
「…同じような事を考えてた。」
二人見つめ合ってしまう。
いつもなら、なんの抵抗もなくこのままキスの流れに持っていくのだが、つーちゃんに見つめられると体が動かない。
と言うか、初めてのキスは彼女のが望む素敵なシチュエーションでしたいと思った。
暫く見つめ合っていると
『…だめよ。許さないわ。』
っっっ!!!
誰だ!?
振り返ると誰もいない。
あたりを見渡す。
こないだと同じだ。ピリピリとしたイメージの元となるものが無い。
「どうしたの?」
つーちゃんが不思議そうに見つめる。
「声がしたんだ。…女の人の声。『許さない。』って…」
「やっぱり…、悪霊の封印が解けているのかしら…。」
つーちゃんは不安な表情をする。
「あ、読み取りの力は?何か見えたりしないの?」
「うーん。読み取れるようなのはこの辺りにはなさそうなんだ…」
「…そう。」
「気のせいだったのかもしれない。不安にさせちゃったね。ごめん。」
『…そんなに、楓が良いの?』
…えっ。
「…同じような事を考えてた。」
二人見つめ合ってしまう。
いつもなら、なんの抵抗もなくこのままキスの流れに持っていくのだが、つーちゃんに見つめられると体が動かない。
と言うか、初めてのキスは彼女のが望む素敵なシチュエーションでしたいと思った。
暫く見つめ合っていると
『…だめよ。許さないわ。』
っっっ!!!
誰だ!?
振り返ると誰もいない。
あたりを見渡す。
こないだと同じだ。ピリピリとしたイメージの元となるものが無い。
「どうしたの?」
つーちゃんが不思議そうに見つめる。
「声がしたんだ。…女の人の声。『許さない。』って…」
「やっぱり…、悪霊の封印が解けているのかしら…。」
つーちゃんは不安な表情をする。
「あ、読み取りの力は?何か見えたりしないの?」
「うーん。読み取れるようなのはこの辺りにはなさそうなんだ…」
「…そう。」
「気のせいだったのかもしれない。不安にさせちゃったね。ごめん。」
『…そんなに、楓が良いの?』