僕の特技は秘密です
「…清さん。…楓。…なぜ。」
大吾くんが呟く。
「大ちゃん!気が付いた!?良かったぁ〜!」
「大吾くん!大丈夫か!?申し訳ないがあれから君のお父さんとは連絡が取れなくて…」
伊勢親子が大吾くんのそばによる。
彼はここに運ばれた時と同じ仰向けに寝かされたままの状態で、天井を見つめ目尻から涙が溢れる。
…涙??
すると、大吾くんの口が開き、黒い煙のような物が噴き出した。
「なっ…、またかっ…。」
「えっ!?なに??」
近くにいた2人が噴き出したものに驚き、大吾くんと距離を置く。
どうやら、この黒いものは僕以外の人でも見えているようだった。
ちょうどその時、僕のスマホが鳴った。
着信:橘
急いで電話に出た。
「もしもしっ!」
「あ、もしもし〜。今大丈夫か?」
「大丈夫じゃないが、何かわかったなら至急知りたい!!」
つーちゃんが紅葉さんの話をしている間、僕はこちらで何が起きたのか橘にメールをしておいた。もちろん蝶の壁画から出てきた壺のことも。そして2人で相談し、龍の目や玉から出てきた地図に書かれていた文字の解読を沙紀さんに協力を頼むことにしたのだ。
偶然、直ぐに専門家と連絡が取れ、だった2行と言うことで直ぐに読んでくれたそうだ。
「今から内容を転送する。」
と言い、橘は通話を切った。
ブブッ。と直ぐにスマホが鳴る。
大吾くんが呟く。
「大ちゃん!気が付いた!?良かったぁ〜!」
「大吾くん!大丈夫か!?申し訳ないがあれから君のお父さんとは連絡が取れなくて…」
伊勢親子が大吾くんのそばによる。
彼はここに運ばれた時と同じ仰向けに寝かされたままの状態で、天井を見つめ目尻から涙が溢れる。
…涙??
すると、大吾くんの口が開き、黒い煙のような物が噴き出した。
「なっ…、またかっ…。」
「えっ!?なに??」
近くにいた2人が噴き出したものに驚き、大吾くんと距離を置く。
どうやら、この黒いものは僕以外の人でも見えているようだった。
ちょうどその時、僕のスマホが鳴った。
着信:橘
急いで電話に出た。
「もしもしっ!」
「あ、もしもし〜。今大丈夫か?」
「大丈夫じゃないが、何かわかったなら至急知りたい!!」
つーちゃんが紅葉さんの話をしている間、僕はこちらで何が起きたのか橘にメールをしておいた。もちろん蝶の壁画から出てきた壺のことも。そして2人で相談し、龍の目や玉から出てきた地図に書かれていた文字の解読を沙紀さんに協力を頼むことにしたのだ。
偶然、直ぐに専門家と連絡が取れ、だった2行と言うことで直ぐに読んでくれたそうだ。
「今から内容を転送する。」
と言い、橘は通話を切った。
ブブッ。と直ぐにスマホが鳴る。