僕の特技は秘密です
—————————————
『影の鳥は宝を指して
鬼を見張る かわひらこ』
影は蝋燭などで照らす光を意味し
昔は鳥をチョウと読んでいた。
『かはひらこ』は大和言葉
で蝶ってことらしい。
—————————————
つーちゃんは聞き間違いをし、つーちゃんのお父さんは鳥と蝶を間違えていたのか!
初めから専門家に鑑定を頼んでいたらきっとこんなことにはならなかったのだろう。
しかし、悔やんでいても仕方がない。
「つーちゃん!橘からの連絡で謎は解けた。帝から賜った短剣を使えば悪霊をまた封印できるんだよね?」
「ええ、そう聞いてるわ!」
「今からさっきの地下に戻って短剣、山切丸を取りに行こう!つーちゃんのお父さんは大吾君を見張っててください!」
「あぁ、、、わかった。見張ってるよ。そ…それくらいしか出来ないがな。」
「じゃあ、つーちゃん、行こう。」
つーちゃんは黙って頷いてくれた。
地下に向かいながら橘からの情報をつーちゃんに伝える。
「『ちょう』は『鳥』で『かわいい子』は『かはひらこ』だったのね…。鳥のことは古文の授業でやったけど、『かはひらこ』は初めてきいたわ。」
「『かはひらこ』は今では使われていない言葉らしいからね。」
今度はしっかり懐中電灯を持って階段を降りる。
『影の鳥は宝を指して
鬼を見張る かわひらこ』
影は蝋燭などで照らす光を意味し
昔は鳥をチョウと読んでいた。
『かはひらこ』は大和言葉
で蝶ってことらしい。
—————————————
つーちゃんは聞き間違いをし、つーちゃんのお父さんは鳥と蝶を間違えていたのか!
初めから専門家に鑑定を頼んでいたらきっとこんなことにはならなかったのだろう。
しかし、悔やんでいても仕方がない。
「つーちゃん!橘からの連絡で謎は解けた。帝から賜った短剣を使えば悪霊をまた封印できるんだよね?」
「ええ、そう聞いてるわ!」
「今からさっきの地下に戻って短剣、山切丸を取りに行こう!つーちゃんのお父さんは大吾君を見張っててください!」
「あぁ、、、わかった。見張ってるよ。そ…それくらいしか出来ないがな。」
「じゃあ、つーちゃん、行こう。」
つーちゃんは黙って頷いてくれた。
地下に向かいながら橘からの情報をつーちゃんに伝える。
「『ちょう』は『鳥』で『かわいい子』は『かはひらこ』だったのね…。鳥のことは古文の授業でやったけど、『かはひらこ』は初めてきいたわ。」
「『かはひらこ』は今では使われていない言葉らしいからね。」
今度はしっかり懐中電灯を持って階段を降りる。