ゲームクリエーターはゲームも恋もクリアする
「お仕事お好きなんですね。」
と、男性が言った。
「いえ、明日のプレゼンだけは特別なんです。Web関係のお仕事されてたら、ゲームオブベリーズってご存じですか?」
「もちろんです。世界中でヒットしたゲームですよね。」
「その、ゲームのキャラクターとのコラボ商品を出したくて。明日は、いえ、今日はそのプレゼンなんです。」
「なるほど。決まるといいですね。」
「それが、そのゲームの開発者、なかなかの曲者らしくて。今まで他社からもコラボ企画やキャラクター使用の話があったらしいんですが、今までそういう会議に1度も顔を出したことないらしくて。」
「へぇ~。じゃあ、どこもコラボ出来てないんですね。」
「そうなんです。基本顔出しNGの方らしくて。一応本人まで話は伝わってはいるらしいんですが、どこも契約出来た所はないと。」
「じゃあ、厳しそうですね。諦めないんですか?」
「私、このゲームに救われたんです。家族と上手くいかない時期があって。その時、たまたま偶然このゲームをして。最初は一人なんですけど、ゲームのキャラクターたちが協力して皆でクリアしていくんです。それでその時気づいたんです。私ずっと一人だけで頑張ってたなって。周りに頼っていいんだって。私ずっとそういうゲームはしてきたことがなくて。だから、ちょっとゲームにハマる人を馬鹿にしてたところがあったんですけど、ゲームで心が救われる事があるんだって知って。だからその、食わず嫌いみたいにゲームをしたことがない人にも、このゲームを知ってほしくて。コラボでそんな人達に少しでも興味を持ってもらえたらと思って。」
と、男性が言った。
「いえ、明日のプレゼンだけは特別なんです。Web関係のお仕事されてたら、ゲームオブベリーズってご存じですか?」
「もちろんです。世界中でヒットしたゲームですよね。」
「その、ゲームのキャラクターとのコラボ商品を出したくて。明日は、いえ、今日はそのプレゼンなんです。」
「なるほど。決まるといいですね。」
「それが、そのゲームの開発者、なかなかの曲者らしくて。今まで他社からもコラボ企画やキャラクター使用の話があったらしいんですが、今までそういう会議に1度も顔を出したことないらしくて。」
「へぇ~。じゃあ、どこもコラボ出来てないんですね。」
「そうなんです。基本顔出しNGの方らしくて。一応本人まで話は伝わってはいるらしいんですが、どこも契約出来た所はないと。」
「じゃあ、厳しそうですね。諦めないんですか?」
「私、このゲームに救われたんです。家族と上手くいかない時期があって。その時、たまたま偶然このゲームをして。最初は一人なんですけど、ゲームのキャラクターたちが協力して皆でクリアしていくんです。それでその時気づいたんです。私ずっと一人だけで頑張ってたなって。周りに頼っていいんだって。私ずっとそういうゲームはしてきたことがなくて。だから、ちょっとゲームにハマる人を馬鹿にしてたところがあったんですけど、ゲームで心が救われる事があるんだって知って。だからその、食わず嫌いみたいにゲームをしたことがない人にも、このゲームを知ってほしくて。コラボでそんな人達に少しでも興味を持ってもらえたらと思って。」