ゲームクリエーターはゲームも恋もクリアする
翌朝
若葉は朝食を食べ終わるとすぐに自室に戻り、帰り支度を始めた。
1泊だけだったので荷物も少ない。
ボストンバッグに荷物を詰め終わると、
「あ、そうだそうだ!」
と言って、和テーブルの上に置いたままだったボイスレコーダーを手に取った。
「警察には出さないとしても、はるか(経営コンサルタントの友人)には聞いてもらった方がいいわよね。」
と言うと、若葉は何気に再生ボタンを押した。
しかし、ブチっと止まる。
「あれ?」
録音した音声が聞こえるはずなのに。若葉は、すぐに巻き戻しボタンを押したが、
巻き戻しボタンも反応しない。
まさか・・・音声が消去されてる・・・。
若葉はドキリとした。
このボイスレコーダーの存在を知っているのは、私と母と姉3人。
おそらく、私がお風呂に言ってる間に、母か姉のどちらかが
消去したのだろう。警察はだめだと頑なに言っていた母の可能性が
高い。
若葉は、空のボイスレコーダーを鞄に突っ込むと、部屋を出て、
何事もなかったかのように、実家を出た。
若葉は朝食を食べ終わるとすぐに自室に戻り、帰り支度を始めた。
1泊だけだったので荷物も少ない。
ボストンバッグに荷物を詰め終わると、
「あ、そうだそうだ!」
と言って、和テーブルの上に置いたままだったボイスレコーダーを手に取った。
「警察には出さないとしても、はるか(経営コンサルタントの友人)には聞いてもらった方がいいわよね。」
と言うと、若葉は何気に再生ボタンを押した。
しかし、ブチっと止まる。
「あれ?」
録音した音声が聞こえるはずなのに。若葉は、すぐに巻き戻しボタンを押したが、
巻き戻しボタンも反応しない。
まさか・・・音声が消去されてる・・・。
若葉はドキリとした。
このボイスレコーダーの存在を知っているのは、私と母と姉3人。
おそらく、私がお風呂に言ってる間に、母か姉のどちらかが
消去したのだろう。警察はだめだと頑なに言っていた母の可能性が
高い。
若葉は、空のボイスレコーダーを鞄に突っ込むと、部屋を出て、
何事もなかったかのように、実家を出た。