ゲームクリエーターはゲームも恋もクリアする

「その、曲者の人にも分かってもらえるといいですね。」

「あっ、すいません、私ったら長々と。あと、この話は内緒でお願いします。」

「もちろんです。曲者とか、さすがにまずいですもんね。」

二人でフフフッと笑った所で、男性が頼んだ料理が、届いた。

男性は綺麗に食べ終えると、

「ちょっと仮眠していいですか?」

と言ってから、その場で、腕を組んで座った状態で眠ってしまった。

若葉は、プレゼンの最後の仕上げに取りかかった。
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