恋愛白書
「なに?また一人なの?」

〔あーもーうっさい。何でアンタはいちいちゆってくる訳?〕

「まだ学校なんですけどー?そんなコトゆっていいのかなぁ?」

〔はいはい、スミマセンでしたぁ。〕

「キモチ込めて1回ぐらいゆえよ。っんとに。
 おい、一緒に帰るぞ。」

〔え、あ、チョット待って下さいよ!!〕

あ、言い忘れてましたね。
絢斗先輩てか絢斗とは幼馴染みなの。
学校では一応先輩だからね敬語なの。
家も隣とゆーまぢ近いの。

次の日。

ピーンポーン♪

誰だろうと思って出たら…

【あやぁー!聞いてよー・】

〔うわぁー!!吃驚するでしょぉ!玄関で飛びついてこないでっていっつもゆってんぢゃーん。〕

【いいぢゃぁーん。別に一人暮らしなんだから。】

そうなんです。私一人暮らししてるんです。
でも家がマンション経営だからそこの最上階に住んでるの。
絢斗も親同士が仲良いから、一人暮らしで隣なの。
普通の家も窓開けたら喋れるくらいの近さなのに…

あれから2時間ほど遥香のお話会が続いております。
いい加減疲れた。




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