愛しい君へ
ハネムーンベイビーで妊娠した薫。
つわりが酷くて入院した。妹の恵ちゃんに入院中の薫をフォローしてもらいながら、妊娠後期にやっと退院した。
薫とも話し合い、薫は仕事を辞める事にした。
出産の時も立ち会い出産は出来なかったが、産まれてすぐに産科へ走って駆けつけた俺。
「ハァハァ。ゴメン薫…今、新生児室覗いて来たんだ! ありがとう。本当にありがとう」
と薫の手を握り感謝した。
「ううん。忙しいのに来てくれてありがとう。無事に産まれてきてくれたから安心したわ」
「うん。名前はさ…」
と紙を手渡された。
そこにはいろんな名前があり字画などの数字も書き込まれていて、5つある名前の4つにはバツがついていて、将史〈まさし〉に赤マルがついていた。
「まさしくん?」
「そう!上野 将史どう? いろいろと調べたんだぞ〜」
「うん。カッコイイ名前…」
「じゃあ、将史〈まさし〉にするよ」
「うん。ありがとう」
2人は直史が携帯で撮った将史の写真を見て微笑んでいた。
すぐに妹の恵ちゃんも病室へ来てお祝いの言葉をもらった。
本当に幸せだと心から思った。
つわりが酷くて入院した。妹の恵ちゃんに入院中の薫をフォローしてもらいながら、妊娠後期にやっと退院した。
薫とも話し合い、薫は仕事を辞める事にした。
出産の時も立ち会い出産は出来なかったが、産まれてすぐに産科へ走って駆けつけた俺。
「ハァハァ。ゴメン薫…今、新生児室覗いて来たんだ! ありがとう。本当にありがとう」
と薫の手を握り感謝した。
「ううん。忙しいのに来てくれてありがとう。無事に産まれてきてくれたから安心したわ」
「うん。名前はさ…」
と紙を手渡された。
そこにはいろんな名前があり字画などの数字も書き込まれていて、5つある名前の4つにはバツがついていて、将史〈まさし〉に赤マルがついていた。
「まさしくん?」
「そう!上野 将史どう? いろいろと調べたんだぞ〜」
「うん。カッコイイ名前…」
「じゃあ、将史〈まさし〉にするよ」
「うん。ありがとう」
2人は直史が携帯で撮った将史の写真を見て微笑んでいた。
すぐに妹の恵ちゃんも病室へ来てお祝いの言葉をもらった。
本当に幸せだと心から思った。