愛しい君へ
「俺の幸せ?」
「ああ、自分の事は忘れて新しい奥さんとの幸せな未来を願ったんだよ。
自分の実家には年老いた両親だけだと、子供を引き取っても不安しかないだろ?
だから、お前に大切な子供を託したんじゃない?」
「将史を俺に託した……
ああ、ゴメン草山。頭の中が混乱してて……」
「そりゃそうだな。離婚の裏には松本さんの愛が隠されていたんだからな。
表の離婚の感情のままなら上野のも辛くなかったのに、裏の松本さんの愛をしったら堪らないよなぁ。
今日は眠れないかもしれないけど、ご両親にも話しをしたら、頭が整理できるかもな」
「うん。ありがとう草山。もう家はあそこだから大丈夫だ。
この後皆んなの所へ戻って『上野は大丈夫』って伝えてもらえるか?」
「ああ、わかった。じゃあ明日頑張れよ。
いつでも俺達が相談にのるからさ」
「うん。ありがとう。じゃあまた」
「おやすみ」
と言って草山は来た道を戻って行った。
「ああ、自分の事は忘れて新しい奥さんとの幸せな未来を願ったんだよ。
自分の実家には年老いた両親だけだと、子供を引き取っても不安しかないだろ?
だから、お前に大切な子供を託したんじゃない?」
「将史を俺に託した……
ああ、ゴメン草山。頭の中が混乱してて……」
「そりゃそうだな。離婚の裏には松本さんの愛が隠されていたんだからな。
表の離婚の感情のままなら上野のも辛くなかったのに、裏の松本さんの愛をしったら堪らないよなぁ。
今日は眠れないかもしれないけど、ご両親にも話しをしたら、頭が整理できるかもな」
「うん。ありがとう草山。もう家はあそこだから大丈夫だ。
この後皆んなの所へ戻って『上野は大丈夫』って伝えてもらえるか?」
「ああ、わかった。じゃあ明日頑張れよ。
いつでも俺達が相談にのるからさ」
「うん。ありがとう。じゃあまた」
「おやすみ」
と言って草山は来た道を戻って行った。