先輩、お久しぶりです
ドキドキしすぎて変な顔になってたかもと心配になってしまう。
けれど先輩は目を細めて優しく微笑んでいる。
「変、ですか?」
「その逆。煽られてるみたいでヤバい」
「え?あっ、せんぱ……っん!」
そのまま抱きかかえられ膝の上に横抱きにされ、そしてまたキスをされると深く舌が潜り込んでくる。
「んんっ!……んぁ、待って」
「待たない」
キスをされながら、シャツの下から先輩の大きな手が滑り込んできた。滑るように体の線を撫でられると、ゾワっと反応してしまう。
「んっ、やぁ」
ブラを押し上げられ膨らみに手が触れると、昨夜の余韻がまだ残っているのか、またすぐに敏感になってくる。
「千春が可愛すぎてずっとこうしてたい」
「あぁ、そんな……あんっ」
「千春」
グルルル……キュウゥ〜〜ッ
「…………なんだ、今の音?」
突然の異音に先輩は目をぱちくりさせた。
「ーーっ!?」
や、やらかしてしまった!
限界を過ぎて、さっきよりさらに大きなお腹の虫が暴れだしたのだ。
恥ずかしくて、顔が真っ赤になる。
「お、お腹が空き過ぎてもう無理なんですっ」
そう言うとさらにキョトンとした顔をした。
「……え?」
「ご飯っ」