恋の♡魔法のチョコレート
私の元にチョコバナナブラウニーのクレープ、小鳩の元にホットチョコ…ただクレープ生地の中にぽちゃぽちゃのチョコレートが入ってるだけのクレープが届いた。
お店の左側、3つぐらいテーブルだけが設置してあってそこで立って食べるのがここのスタイル。
まじまじとクレープを見てる、小鳩が。
「………。」
そんな小鳩を横目にパクリとかぶりついた。
おいしい~~~~~!
ブラウニー乗せてよかった最高~~~~~!
いただきますと小さく声を出した小鳩もパクっとひとくち控えめにかぶりついた。
もぐもぐと口を動かして、今も尚真剣な顔でクレープと向き合ってる。
「…どう?おいしい?」
なんでクレープの感想聞くだけなのにこんな緊張感あるの?ってぐらい空気張りつめてる。
「とてもシンプルですけど、シンプルだからこそチョコレートを全面に感じることができて、だとしたらこれはもう少しくちどけなめらかな方が…でもあえてプチプチ感を楽しんでいるのだとしたら、あったかい生地に包まれて少しずつ溶けていくような計算ですかね」
息をする間もなく一気に話し切った、険しい顔でクレープを見ながら。
そんな小鳩は久しぶりで。
ちょっとだけ懐かしかった。
だから思わず笑っちゃった。
「やっぱ好きだよね、小鳩」
「何がですか?」
「チョコレート!」
険しい顔してたけど、それが楽しんでる証だって。
チョコレートが大好きなことは伝わってきたよ。
「ぽちゃぽちゃのチョコレートおいしいよね!私も好きなの!」
「ぽちゃぽちゃ?」
「その中に入ってるやつ!」
「…これチョコスプレーって言うんですよ」
「うちではぽちゃぽちゃって呼ぶよ?」
「………へぇ」
ふたくちめのクレープを小鳩が食べる。
高めの小さな丸テーブルに立ったまま向き合って、こんなの初めてだからなんか変な感じ。
「小鳩さぁ」
「はい」
「チョコ研戻りなよ」
お店の左側、3つぐらいテーブルだけが設置してあってそこで立って食べるのがここのスタイル。
まじまじとクレープを見てる、小鳩が。
「………。」
そんな小鳩を横目にパクリとかぶりついた。
おいしい~~~~~!
ブラウニー乗せてよかった最高~~~~~!
いただきますと小さく声を出した小鳩もパクっとひとくち控えめにかぶりついた。
もぐもぐと口を動かして、今も尚真剣な顔でクレープと向き合ってる。
「…どう?おいしい?」
なんでクレープの感想聞くだけなのにこんな緊張感あるの?ってぐらい空気張りつめてる。
「とてもシンプルですけど、シンプルだからこそチョコレートを全面に感じることができて、だとしたらこれはもう少しくちどけなめらかな方が…でもあえてプチプチ感を楽しんでいるのだとしたら、あったかい生地に包まれて少しずつ溶けていくような計算ですかね」
息をする間もなく一気に話し切った、険しい顔でクレープを見ながら。
そんな小鳩は久しぶりで。
ちょっとだけ懐かしかった。
だから思わず笑っちゃった。
「やっぱ好きだよね、小鳩」
「何がですか?」
「チョコレート!」
険しい顔してたけど、それが楽しんでる証だって。
チョコレートが大好きなことは伝わってきたよ。
「ぽちゃぽちゃのチョコレートおいしいよね!私も好きなの!」
「ぽちゃぽちゃ?」
「その中に入ってるやつ!」
「…これチョコスプレーって言うんですよ」
「うちではぽちゃぽちゃって呼ぶよ?」
「………へぇ」
ふたくちめのクレープを小鳩が食べる。
高めの小さな丸テーブルに立ったまま向き合って、こんなの初めてだからなんか変な感じ。
「小鳩さぁ」
「はい」
「チョコ研戻りなよ」