恋の♡魔法のチョコレート
Magic2.ハッピーバレンタイン
「メッリーーーーーーー!!!ハッピーバレンタイン~~~~~!」
「…そらぴょん、それは年が明けたテンションだよ」
2月14日バレンタイン当日の家庭科室、朝一番にやってきた。
「メリーの上手くできた?どうだった?俺のはできたかなっ??」
いつもの5割増しぐらいの威力を持ったそらぴょんのテンションは朝からはなかなかきつい。
こっちはまだ半分くらいしか頭が冴えてないのに、隣でキャンキャン子犬のように吠えてる。
私が冷蔵庫を開ける後ろで、早く自分のを確認したくてしょーがないって感じだ。
「そらぴょんのちゃんとできてるよ」
「わっ、マジ!?ありがと!」
待ちきれないそらぴょんに先に渡してあげた。
昨日から冷やしておいた今日のためのチョコレートを。
お皿に並べられた丸いフォルムが可愛いトリュフチョコレートだ。
「おぉー、いい感じだ!」
「おいしそうだね」
「メリーにも1個あげようか?」
「いや…、私チョコミントはあんまりだから」
「ねー、俺もあんまりなんだけどー」
なんて言いながら、愛しそうに見てる。
「でも小夜さんが好きって言うから」
すべては森中部長のため、そらぴょんの愛がこもったチョコレート。
「さっ!あとはラッピングするだけ!」
両手でお皿を支えたそらぴょんが調理実習台の方へ移動しようとした時、ガラッとドアが開いた。
こんな朝早く私たち以外に誰…?
「…そらぴょん、それは年が明けたテンションだよ」
2月14日バレンタイン当日の家庭科室、朝一番にやってきた。
「メリーの上手くできた?どうだった?俺のはできたかなっ??」
いつもの5割増しぐらいの威力を持ったそらぴょんのテンションは朝からはなかなかきつい。
こっちはまだ半分くらいしか頭が冴えてないのに、隣でキャンキャン子犬のように吠えてる。
私が冷蔵庫を開ける後ろで、早く自分のを確認したくてしょーがないって感じだ。
「そらぴょんのちゃんとできてるよ」
「わっ、マジ!?ありがと!」
待ちきれないそらぴょんに先に渡してあげた。
昨日から冷やしておいた今日のためのチョコレートを。
お皿に並べられた丸いフォルムが可愛いトリュフチョコレートだ。
「おぉー、いい感じだ!」
「おいしそうだね」
「メリーにも1個あげようか?」
「いや…、私チョコミントはあんまりだから」
「ねー、俺もあんまりなんだけどー」
なんて言いながら、愛しそうに見てる。
「でも小夜さんが好きって言うから」
すべては森中部長のため、そらぴょんの愛がこもったチョコレート。
「さっ!あとはラッピングするだけ!」
両手でお皿を支えたそらぴょんが調理実習台の方へ移動しようとした時、ガラッとドアが開いた。
こんな朝早く私たち以外に誰…?