恋の♡魔法のチョコレート
お昼休み、教室でお弁当を食べてたらそらぴょんがやって来た。手には甘そうなクリームいっぱいのマリトッツォを持って。
「俺はね、甘いものが大好きなの!」
ほんとに、いつでも誰にでも変わらないテンションでいられるんだすごい。
ナチュラルに私と咲希の間にイスを持って入って来た。
そのイスも勝手に借りたやつだし、隣の席の子の。
「それでチョコ研入りたいんだ?」
「そ!食べ放題じゃない?」
お弁当を食べる咲希が普通に話しかけるからあたりまえのように会話も始まっちゃって、そらぴょんにとっては壁ってやつがないのかも。
1つの机を3人で囲んで、すでにいつも通りみたいな雰囲気出てる。
「おもしろいね、笹原くん」
「ありがとー、そらぴょんでいいよ!」
その会話は褒められたのか謎だけど、相変わらずご機嫌にニコニコしていた。
それにしても、教室にこの空色は目立ち過ぎる。明るくて可愛い色だけどさ。
「ごちそうさま」
「え、咲希もういいの?」
「ちょっと…、約束あるから」
「光介くん?」
「うん、部活忙しくなるみたいでこれからあんまり会えなくなりそうだから…会える時会っとこうかなって」
すぐにお弁当を片付けて咲希が立ち上がる。
健気で愛くるしいよね、咲希は。
もういっそのこと光介くんが羨ましいな。
「じゃあ、行くね!笹原くんもごゆっくり!」
「うん、ばいばーい!」
光介くんに気を遣ってそらぴょんって呼ばないとこも好感高いしね。
「あだ名とか嫌いなタイプかな?」
そらぴょんはちょっと不服そうだったけど。
「ねぇ、光介くんって誰?」
「咲希の彼氏だよ」
まだお弁当は半分ぐらい残ってる。そらぴょんは2つ目のチョコデニッシュの袋を開けていた。
「へぇ~、いいね!彼氏かぁ~!」
どんな話をしても楽しそうなそらぴょんも十分すごい。パッと袋が空いた瞬間、表情も連動してるのかと思ったもん。
「俺はね、甘いものが大好きなの!」
ほんとに、いつでも誰にでも変わらないテンションでいられるんだすごい。
ナチュラルに私と咲希の間にイスを持って入って来た。
そのイスも勝手に借りたやつだし、隣の席の子の。
「それでチョコ研入りたいんだ?」
「そ!食べ放題じゃない?」
お弁当を食べる咲希が普通に話しかけるからあたりまえのように会話も始まっちゃって、そらぴょんにとっては壁ってやつがないのかも。
1つの机を3人で囲んで、すでにいつも通りみたいな雰囲気出てる。
「おもしろいね、笹原くん」
「ありがとー、そらぴょんでいいよ!」
その会話は褒められたのか謎だけど、相変わらずご機嫌にニコニコしていた。
それにしても、教室にこの空色は目立ち過ぎる。明るくて可愛い色だけどさ。
「ごちそうさま」
「え、咲希もういいの?」
「ちょっと…、約束あるから」
「光介くん?」
「うん、部活忙しくなるみたいでこれからあんまり会えなくなりそうだから…会える時会っとこうかなって」
すぐにお弁当を片付けて咲希が立ち上がる。
健気で愛くるしいよね、咲希は。
もういっそのこと光介くんが羨ましいな。
「じゃあ、行くね!笹原くんもごゆっくり!」
「うん、ばいばーい!」
光介くんに気を遣ってそらぴょんって呼ばないとこも好感高いしね。
「あだ名とか嫌いなタイプかな?」
そらぴょんはちょっと不服そうだったけど。
「ねぇ、光介くんって誰?」
「咲希の彼氏だよ」
まだお弁当は半分ぐらい残ってる。そらぴょんは2つ目のチョコデニッシュの袋を開けていた。
「へぇ~、いいね!彼氏かぁ~!」
どんな話をしても楽しそうなそらぴょんも十分すごい。パッと袋が空いた瞬間、表情も連動してるのかと思ったもん。