恋の♡魔法のチョコレート
「メリーは何で入りたいの?」
「え…」
私…
「待って、メリーって何!?」
初めて呼ばれてびっくりしちゃった。
たぶん私のことだよね?だってがっつり私のこと見てたし、私しかいないもんね!?
「だって柳澤だから!ヤギじゃん!そんで、メリー!」
元気にこぶし付き上げて、キャッキャと笑って…何がそんなに楽しいのかもはやよくわからない。しかも…
「そらぴょんそれはたぶんそれはひつじ…、ヤギじゃないよ」
知らぬ間に愛称が付いてしまった。しかもヤギみたいだけどチョコレートみたいな。
「メリーと同じ理由だよ♡」
「え…」
急に静かになって微笑んだ。
私の目を見て、どこか切なげに。
「それって!」
急にそらぴょんが立ち上がった。
私の持っていた食べ終わった袋のゴミをスッと持って、自分のゴミと一緒に目の前のゴミ箱まで捨てに行った。
「……。」
あんな顔もするんだ。
いつもはがむしゃらに元気なのに。
あの瞳…
“メリーと同じ理由だよ♡”
もしかして、そらぴょんも…
そらぴょんも勇気が欲しいのかな。
やっぱりみんな信じてるんだ。
信じたいぐらい一生懸命なんだ。
「ねぇねぇメリー!あっちのアイスもおいしいんだけど、行かない~??」
くるっと振り返ったそらぴょんはいつもと変わらない顔をしていて、サンサン光る太陽に空色の髪が輝いてた。
それが眩しくて目をつぶりそうになった。
「え…」
私…
「待って、メリーって何!?」
初めて呼ばれてびっくりしちゃった。
たぶん私のことだよね?だってがっつり私のこと見てたし、私しかいないもんね!?
「だって柳澤だから!ヤギじゃん!そんで、メリー!」
元気にこぶし付き上げて、キャッキャと笑って…何がそんなに楽しいのかもはやよくわからない。しかも…
「そらぴょんそれはたぶんそれはひつじ…、ヤギじゃないよ」
知らぬ間に愛称が付いてしまった。しかもヤギみたいだけどチョコレートみたいな。
「メリーと同じ理由だよ♡」
「え…」
急に静かになって微笑んだ。
私の目を見て、どこか切なげに。
「それって!」
急にそらぴょんが立ち上がった。
私の持っていた食べ終わった袋のゴミをスッと持って、自分のゴミと一緒に目の前のゴミ箱まで捨てに行った。
「……。」
あんな顔もするんだ。
いつもはがむしゃらに元気なのに。
あの瞳…
“メリーと同じ理由だよ♡”
もしかして、そらぴょんも…
そらぴょんも勇気が欲しいのかな。
やっぱりみんな信じてるんだ。
信じたいぐらい一生懸命なんだ。
「ねぇねぇメリー!あっちのアイスもおいしいんだけど、行かない~??」
くるっと振り返ったそらぴょんはいつもと変わらない顔をしていて、サンサン光る太陽に空色の髪が輝いてた。
それが眩しくて目をつぶりそうになった。