美しきハイスペ御曹司は、今日も彼女を溺愛する
神威くんの美的感覚
「おはよ、季帆ちゃん!」
「━━━━!!!?
お、おはよ…/////神威くん////」
神威と季帆は、大学三年生。
新年度が始まり、新学期の朝。
同棲中の二人は、心地よい朝を迎えていた。
同棲して、まだ一ヶ月程。
なので季帆にとっては心地よい朝ではなく、ただただ…ドキドキの朝でしかないのだ。
「フフ…なかなか慣れないね。季帆ちゃん」
「うん…恥ずかしくて……/////」
「そんなとこも、可愛い~」
「………」
神威の美的感覚は、どうなっているのだろう。
「ん?季帆ちゃん、どうした?固まってる」
「神威くんだけだよ」
「ん?」
「私のこと、可愛いって言ってくれるの」
「そうなの?
みんな、感覚おかしいんだよ!」
(いやいや、感覚がおかしいのは神威くんだよ…)
「…………それにしても、昨日の季帆ちゃんも可愛かったなぁー」
「え…/////」
二十歳の季帆。
恋人がいたことがない。
一年前に付き合い始めた二人。
何もかもが初めての季帆に、神威は一つ一つ優しく教えてきた。
「キスした時の季帆ちゃんの真っ赤な顔とか~
緊張で震えて、潤んだ目も!
つい可愛くて、キスマークいっぱいつけちゃった!
乱れた季帆ちゃんも━━━━━━」
「あーーーーー!!!もう忘れてぇー!!」
「んんっ…!?んー!んー!」
神威の口を塞ぐ、季帆。
必死に目で抗議する、神威。
「あ、ご、ごめんね!」
季帆は、ゆっくり手を離した。
「苦しいよぉー」
「だ、だって…////神威くんが変なこと言うから/////」
「変なことじゃないよ?
なんなら、また今からする?(笑)」
「なっ…////!?」
「あー、また赤くなったぁ~!可愛い~」
『━━━━━━季帆ちゃん、やめる?』
昨晩、初めて身体を重ねた二人。
重ねる前、緊張で震える季帆を神威は優しく包み込み言った。
首を横に振る季帆。
『でも、震えてる。
やめとこ?
僕はいつまででも待つから!』
『でも付き合って一年も経つでしょ?
神威くんをこれ以上待たせるのは……』
『だって、季帆ちゃんは初めてなんだよ?
大切にしたい!』
『でも、私は神威くんと……いや、神威くんとなら、したいなって……!
私と神威くんじゃ、あまりにもつり合わないけど、そんな私に神威くんは“じゃあ、僕がつり合うようになる”って言ってくれた。
だから、私も神威くんに近づきたいの!』
『季帆ちゃん…
━━━━━わかった!
ゆっくりするから、お互い近づいて放れられなくなろうね!』
二人は、優しく熱い夜を過ごしたのだ。
「━━━━!!!?
お、おはよ…/////神威くん////」
神威と季帆は、大学三年生。
新年度が始まり、新学期の朝。
同棲中の二人は、心地よい朝を迎えていた。
同棲して、まだ一ヶ月程。
なので季帆にとっては心地よい朝ではなく、ただただ…ドキドキの朝でしかないのだ。
「フフ…なかなか慣れないね。季帆ちゃん」
「うん…恥ずかしくて……/////」
「そんなとこも、可愛い~」
「………」
神威の美的感覚は、どうなっているのだろう。
「ん?季帆ちゃん、どうした?固まってる」
「神威くんだけだよ」
「ん?」
「私のこと、可愛いって言ってくれるの」
「そうなの?
みんな、感覚おかしいんだよ!」
(いやいや、感覚がおかしいのは神威くんだよ…)
「…………それにしても、昨日の季帆ちゃんも可愛かったなぁー」
「え…/////」
二十歳の季帆。
恋人がいたことがない。
一年前に付き合い始めた二人。
何もかもが初めての季帆に、神威は一つ一つ優しく教えてきた。
「キスした時の季帆ちゃんの真っ赤な顔とか~
緊張で震えて、潤んだ目も!
つい可愛くて、キスマークいっぱいつけちゃった!
乱れた季帆ちゃんも━━━━━━」
「あーーーーー!!!もう忘れてぇー!!」
「んんっ…!?んー!んー!」
神威の口を塞ぐ、季帆。
必死に目で抗議する、神威。
「あ、ご、ごめんね!」
季帆は、ゆっくり手を離した。
「苦しいよぉー」
「だ、だって…////神威くんが変なこと言うから/////」
「変なことじゃないよ?
なんなら、また今からする?(笑)」
「なっ…////!?」
「あー、また赤くなったぁ~!可愛い~」
『━━━━━━季帆ちゃん、やめる?』
昨晩、初めて身体を重ねた二人。
重ねる前、緊張で震える季帆を神威は優しく包み込み言った。
首を横に振る季帆。
『でも、震えてる。
やめとこ?
僕はいつまででも待つから!』
『でも付き合って一年も経つでしょ?
神威くんをこれ以上待たせるのは……』
『だって、季帆ちゃんは初めてなんだよ?
大切にしたい!』
『でも、私は神威くんと……いや、神威くんとなら、したいなって……!
私と神威くんじゃ、あまりにもつり合わないけど、そんな私に神威くんは“じゃあ、僕がつり合うようになる”って言ってくれた。
だから、私も神威くんに近づきたいの!』
『季帆ちゃん…
━━━━━わかった!
ゆっくりするから、お互い近づいて放れられなくなろうね!』
二人は、優しく熱い夜を過ごしたのだ。
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