イケボ歌い手がグイグイ来る
「……、でもこの絵柄……」


さぁぁぁぁと血の気の引く音が聞こえて、



「……君、もしかしてナコさん……?」


「うわぃぁぁぁ、」


終わった。




「ふ、面白いね君」

「ううつ、終わりだ……」



わたしがこの仕事を隠していることには理由があった。



なにを隠そう我が学校、バイト禁止なのだ。

 

この仕事もバイトの枠にはいると思い、ひた隠しにしていたのだ。



まぁ、ばれたくないなら学校でやるな、という話なのだが。



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