花火が散ったら…
二人でまで笑いながら歩いてあっとゆぅまに、帰ってきてしまった。 
しまった…と思うほど楽しい時間だった。


『着いちゃった…』

思わず口に出して言ってしまった。 

『えっ?』 
こぅじサンもびっくりしてるしぃ…………
『何でもないです』

恥ずかしくなってしまった。下をむき、うつむいた。 


その時こうじさんが身を屈めて私に軽いキスをした…
えっ…………

『あっ…ごめん。かわいくてつい…』

『いえみんな待ってますよ早く行きましょ』

私は走って部屋まで急いで行った。 


頭の中で、タカに申し訳ない気持ちと…こぅじサンに対する気持ちが入り交じっていた。
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