課長に恋するまで
打ち合わせを一時間してから全員で店舗を出た。
それぞれ行先が違って、表参道駅に向かうのは都合のいい事に課長と私だけだった。
今なら話せる。
はっきりとリーダーなんて無理だとお断りしよう。
「一瀬君」
話しかけようとした時、先に課長に言われた。
「はい」
「ちょっと寄り道して行こう」
「あ、はい」
課長の後をついて行くと、通り沿いにフレンチカントリー風の白い二階建ての可愛らしい建物があり、その中に課長と入った。
そこはカフェだった。
それぞれ行先が違って、表参道駅に向かうのは都合のいい事に課長と私だけだった。
今なら話せる。
はっきりとリーダーなんて無理だとお断りしよう。
「一瀬君」
話しかけようとした時、先に課長に言われた。
「はい」
「ちょっと寄り道して行こう」
「あ、はい」
課長の後をついて行くと、通り沿いにフレンチカントリー風の白い二階建ての可愛らしい建物があり、その中に課長と入った。
そこはカフェだった。