課長に恋するまで
本当の気持ち
平野さんにプロポーズしてもらったのは八月だった。
レイ・リーの出店準備に追われて、平野さんと会う暇もなかったけど、平野さんはマメに連絡をくれた。
メールだったり、電話だったり……。
時には仕事の愚痴も聞いてもらった。
平野さんは黙って最後まで聞いてくれた。そしてアドバイスもくれた。
平野さんの言葉に何度も救われた。
とても頼りがいのある人だってわかった。
そしていつの間にか、平野さんから聡さんって下の名前で呼ぶようになった。
聡さんも私の事をみーちゃんて呼んでくれる。
聡さんとだったら一緒に人生を共にするのも悪くないって思うようになった。
レイ・リーのブランドショップが開店した日、聡さんのプロポーズに返事した。
「私で良ければ結婚して下さい」
電話でそう言った。
聡さんは喜んでくれた。そして近いうちに会うと約束して電話を切った。
今日は二ヶ月ぶりの聡さんとのデートだった。
10月に入っていた。
レイ・リーの出店準備に追われて、平野さんと会う暇もなかったけど、平野さんはマメに連絡をくれた。
メールだったり、電話だったり……。
時には仕事の愚痴も聞いてもらった。
平野さんは黙って最後まで聞いてくれた。そしてアドバイスもくれた。
平野さんの言葉に何度も救われた。
とても頼りがいのある人だってわかった。
そしていつの間にか、平野さんから聡さんって下の名前で呼ぶようになった。
聡さんも私の事をみーちゃんて呼んでくれる。
聡さんとだったら一緒に人生を共にするのも悪くないって思うようになった。
レイ・リーのブランドショップが開店した日、聡さんのプロポーズに返事した。
「私で良ければ結婚して下さい」
電話でそう言った。
聡さんは喜んでくれた。そして近いうちに会うと約束して電話を切った。
今日は二ヶ月ぶりの聡さんとのデートだった。
10月に入っていた。