先生のことが大好きなんです。

運命

岡本先生と出会って数ヶ月。

私は高校三年生になった。

塾に行く頻度が多くなった気がする。

受験生にはいいことなんだけど。

今日は図書館に寄ってきたから、ちょっと遅め。
塾は10時まで空いているんだけど、現在8時半。

この時間に来ることがないからちょっと緊張。。

いつも通りいつも通り。

「おぉ、日向さん、こんにちは」

担任の長谷先生に挨拶された。

その隣には岡本先生もいて

「日向じゃん、今日も来たんだな。偉いじゃん」

きゅん

ちょっと岡本先生、それはずるいよ?

「来るよ。日向は優等生だからね。」

なんて可愛くないことしか言えない私が嫌。

これなら毎日こようかななんて考えてる私ちょろいな。

「長谷先生〜。今日もわからんとこあるんだけど、、。」

「俺今からミーティングだから、20分くらいまってて」

「はーい」




〜22時〜

「はぁぁぁやっと理解できた!!長谷先生天才!ありがとう〜」

「おう。もうこんな時間か。気をつけて帰るんだぞ」

「はあい「お疲れ様でした〜お先です」」

え、岡本先生このタイミングで帰るの?。
「先生もうシフト終わり?」

「うん。今日22時まででシフト出してたからね。」

「じゃあさ、一緒に帰っていい?」

電車が後30分後で暇だったから。っていうのは口実で先生と少しだけお喋りしたかったの。
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