私だけを濡らす雨/ハードバージョン
姉の狙い
「えー‼お姉さん、そんな考えが…。それ、本当なのかい⁉」
「間違いないと思いますよ」
「しかし…」
「姉は今抱えている裁判の決着なんかは眼中にないんです。自分を殺しに来る相手を探してるんですよ。あの人、両親殺して以来、ご無沙汰なんで、もう限界ってとこに来てるんです」
「!!!…」
いいかげん、この人の仰天顔、見飽きたわ…(苦笑)
***
「…虫や動物殺すだけじゃ、自分を抑えきれない。要はニンゲンを殺りたい欲求が臨界点まで来てるんです。一緒に住んでる私には、それ、伝わってくるんです。でも、どうせなら、殺し合いみたいになって、刺激的に殺したいんです。そこで、裁判沙汰にした相手を挑発して…」
あー、また信じられないってツラしてるよ…
脂ぎったおっさんの額からも脂汗がうっすら滲んでるし
「あのですね…、信じられないでしょうけど、姉の行き着くところの狙いはそこなんです。桜木さんだって、その候補の一人ですよ。私的にはけっこう有力かな」
キャハハハ…
傑作だ…
ブルってる顔、かわいい
ステキ…!
「えー‼お姉さん、そんな考えが…。それ、本当なのかい⁉」
「間違いないと思いますよ」
「しかし…」
「姉は今抱えている裁判の決着なんかは眼中にないんです。自分を殺しに来る相手を探してるんですよ。あの人、両親殺して以来、ご無沙汰なんで、もう限界ってとこに来てるんです」
「!!!…」
いいかげん、この人の仰天顔、見飽きたわ…(苦笑)
***
「…虫や動物殺すだけじゃ、自分を抑えきれない。要はニンゲンを殺りたい欲求が臨界点まで来てるんです。一緒に住んでる私には、それ、伝わってくるんです。でも、どうせなら、殺し合いみたいになって、刺激的に殺したいんです。そこで、裁判沙汰にした相手を挑発して…」
あー、また信じられないってツラしてるよ…
脂ぎったおっさんの額からも脂汗がうっすら滲んでるし
「あのですね…、信じられないでしょうけど、姉の行き着くところの狙いはそこなんです。桜木さんだって、その候補の一人ですよ。私的にはけっこう有力かな」
キャハハハ…
傑作だ…
ブルってる顔、かわいい
ステキ…!